DataSet
DataSetはADO.NETアーキテクチャのコンポーネントの一つで、データベースから
取得したデータをメモリ領域へ格納するクラスです。 DataSetはデータを保持するだけでなくテーブル間のリレーションや制約なども保持できます。 主に、データベースから取得したデータを保持するときに使用します。 といっても、初めて扱う人には???ですよね。 簡単ですが、まずはどんなものか説明した後、どいうったことに使うのかを説明します。
DataSetってどういうもの?
複数の2次元配列のデータを保持するクラスです。えっ!?2次元配列を複数?
難しくない??て、ならないように絵で説明します。下のほうに挿絵を入れますね。 通常、データを格納する型というとint型やstring型などを思い浮かべますが、 これらは変数に対して格納できる値は1つですよね。 int[ ] i = new int[5]; とすると、1次元配列でi[0]~i[4]までデータを格納できます。 2次元配列は int[ , ] i = new int[5, 5]; とすると5×5のデータを格納できる領域を確保します。 では2次元配列の複数のイメージは、、、 2次元配列が複数ありますよね。この一括りをDataSetといい、2次元配列の1つ1つが DataTableと呼ばれるものになります。簡単にDataSetの構造を説明するとこんな感じです。 ※あくまでデータ構造のイメージです。
DataSet
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