SELECT文でデータを取得する(DataAdapter) 2。
前回はデータベースから取得したデータをDataSetに格納するサンプルでした。
今回はDataTableの指定した領域にデータベースから取得した値を格納する サンプルです。 まず、データベースのカラム名とDataTableの列の関連付けからはじめます。 関連付けはTableMappingsプロパティとColumnMappingプロパティを使います。 その後、DataAdapterのMissingMappingActionプロパティにIgnoreを設定します。 設定すると関連付けた項目(ここではidとname)だけ格納できます。 テストコード
関連付けたdt_idとdt_nameだけ値が入ってることが確認できます。 Ignore以外にPassthroughやErrorがあります。 PassthroughはDataTableに存在しない列をデータソースの名前で追加し、その列に 値を設定します。このサンプルだとdt_comment列の後ろにvalue列が追加されるイメージです。 Errorは関連付けを行っていない場合、SystemExceptionをスローします。 このサンプルだとvalueとdt_valueの関連付けを行っていません。 そのため、Fill()を行ったときに例外が発生します。関連付けたら問題ありません。 |
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